[2002.07.31]
  MPEG4時代のmac de dvd rip


 ▼オープンソースの権威、DMCAの圧力でDVDハッキングのデモ中止(ZDNet News)
  http://www.zdnet.co.jp/news/0207/29/ne00_dvd.html


 オープンソースの権威であるブルース・ペレンス氏が,ハリウッド映画会社の報復を恐れて,DVDプレーヤーの違法コピー防止機構の回避法についての発表で,詳細説明をしないことにした。この発表がデジタルミレニアム著作権法に違反する恐れがあるとして,同氏の雇用主であるヒューレット・パッカード社が圧力をかけたためだ。

 そう,ニュースとは関係ないけど(^^ゞ,要はDVDをMPEG4に変換したいんだ。やりたいことはそれに尽きる。必要なのはクイックタイム6プロ+MPEG2再生コンポーネント,そして0SExだ。0SExの進化はすさまじい。crlfの手腕は彼自身の言葉が掲示板にあれこれ出てくるので,より凄みが感じられる。DVDExtractorで利用していた人も多いだろう,DVDビデオのイメージ化も可能になったので(設定pic),リッピングに興味のない人でも必携だろう。

 MPEG2再生コンポーネントによってVOBファイルを開けるようになったので,OSExでCSS暗号を解除したVOBファイルを書き出して(設定pic)それをMPEG4エンコードすりゃいいだろうと思うのだが,それだとうまくいかない。VOBファイルを開いて再生できるのは,MPEG2ビデオだけでAC3などのオーディオは再生されない(pic←音は鳴ってまへん)。だれかAC3オーディオデコーダを書いてくれ(^^ゞという感じだが致し方ない。なのでOSExで出力を「Elem. Streams」にし(設定pic),ビデオとオーディオをわけて取り出す。

 AC3ファイルはa52decXでAIFFでもMP3でも,とにかくクイックタイムで開ける形式に変換する。劣化を防ぎたいならAIFFでいいだろう。これでビデオ・オーディオともに準備が整ったので両方を重ねたいのだが,ここでまた問題。オーディオ→ビデオ(M2V)の追加はできるのだが,ビデオ(M2V)→オーディオの追加はできないのだ(クイックタイムのMPEG作業の遮断はなんとまぁ中途半端なことか…)。ということでオーディオ→ビデオ(M2V)の追加で問題がなければそれでいいのだが,フレームレートの変化によって双方が同じ時間でないとビデオとオーディオがずれてしまう。そうなるとやはり残念ながら,mpeg2decXなどで一度ビデオを別形式に変換する必要がある。そうしてビデオとオーディオを重ね合わせ(pic),あとはMPEG4形式に書き出すだけだ。「一般」タブで必要であれば(低速マシンでは必ず)画面サイズを半分にして,「ビデオ」タブでのビットレート設定はできれば1544kbpsぐらいで大満足だろうか(設定pic)。これで元のM2V+AC3が合わせて112.5MBだったのが,でき上がったMPEG4は22.1MB(pic)。DVD1層のビデオなら1GB以内という感じか…。画面サイズを半分にすれば,ちょうどCD-Rに入るサイズかな。つー感じで,新しいリッピングの手順が必要,ですね。


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